北海道(ヒグマ)
登別温泉(登別市)−のぼりべつクマ牧場
北海道の大手観光会社の加森観光が経営しています。
現在の社長の加森公人が若い頃、ヒグマは芸をしないという定説を打ち破り芸を仕込んだことから全国的な知名度を高めました。
のぼりべつクマ牧場 公式HP
昭和新山・有珠山山麓−昭和新山熊牧場
定山渓温泉・薄別地区(札幌市南区)−定山渓動物園(旧:定山渓くま牧場)
現在は廃園となったという未確認情報もあります。
温根湯温泉(旧留辺蘂町=現:北見市留辺蘂町)−温根湯熊牧場
現在は廃園(1998年頃に廃園になったという)。
上川町−北の森ガーデン・熊牧場(大雪山ベアーセンター)
新得町・サホロ岳−サホロリゾート内
プラットホームから見下ろす形で放し飼いにされたクマを見学でき、生態研究施設を設置しているスウェーデン・オッシャ市の「オッシャ・ベアパーク」をモデルとした観光クマ施設を2006年中に開園する計画があります。
名称は『ベア・マウンテン』の予定。(仮称は『サホロ・クマの森』) ※後項参照
ドライブや観光の途中で熊を見るのもたまにはいいかなぁ。
でも、檻に入っていない熊とは、会いたくないですよね。
ヒグマ(羆、樋熊)はネコ目(食肉目)クマ科に属する哺乳類であります。
ホッキョクグマと並びクマ科では最大のサイズを誇ります。
また、日本に生息する陸棲哺乳類(草食獣を含む)でも最大の種であります。
ヒグマの生態は、ヒグマは栄養状態によって生じる個体差が非常に顕著で、内陸のヒグマが300キロを超える事はあまり多くないが、溯上するサケ・マス類を食べられる環境にいるヒグマは巨大であります。
中でも有名なのが、アラスカ沿岸のコディアック島と、ロシアの極東カムチャツカ半島に生息するヒグマで、共に500キロ以上の個体が記録されています。
エゾヒグマでは、1980年に羽幌町で射殺された通称「北海太郎」の450kgが最大です。
食性は雑食だが、同じクマ科のツキノワグマに比べると肉食の傾向が大きいです。
小型の哺乳類、魚類、果実などを主に食べています。
トラやオオカミなど、他の肉食獣が殺した獲物を盗むことも、近年の研究で明らかとなりました。
しかし、ロシアのヒグマにはトラという天敵が存在し、冬眠中の成獣や子熊は頻繁に襲われています。
冬季には巣穴で冬眠をします。
冬眠中には脈拍、呼吸数が大幅に減少します。
この間(通常2月)に出産するが、子は出産時非常に小さいです。
ただし、飼育されているヒグマは冬眠しません。
参考に北海道以外の熊牧場は下記のとおりです。
本州(主にツキノワグマ)
秋田県
旧阿仁町(現:北秋田市)−阿仁マタギの里熊牧場
八幡平(鹿角市)−秋田八幡平クマ牧場
岐阜県
新平湯温泉(奥飛騨温泉郷)−奥飛騨クマ牧場
ツキノワグマの飼育頭数では最大を誇る。
三重県
御在所岳山麓・湯の山温泉−御在所熊牧場
九州
熊本県
阿蘇市(旧:阿蘇町)−カドリー・ドミニオン(旧:阿蘇くま牧場)
飼育数は世界最大です。
全国各地に熊牧場は、あります。