正式名称は「旧札幌農学校演武場(きゅうさっぽろのうがっこうえんぶじょう」。通称「札幌時計台」または単に「時計台」と呼ばれれちます。
三角屋根の上に大時計を載せた特徴的な外観の建築物であります。
木造2階建(時計部分の塔屋を除く)で、現在は1階が展示室、2階が貸ホールとなっています。
かつては札幌市の図書館として使われていたこともあります。
敷地、及び、建物は札幌市が管理運営しており、北海道庁赤レンガ庁舎と並び、札幌市中心部の有名観光スポットであり、札幌市のカントリーサインのデザインとしても使用される札幌市の象徴的建物である。
交通アクセスは、
札幌市営地下鉄大通駅から徒歩5分(市役所本庁舎北隣)くらいです。
札幌市時計台は、 観光名所としてはやはり全国的に有名です。
現在の札幌市時計台は高層ビル群に囲まれているが、北海道の雄大な自然に囲まれ、草原の只中に建っているというような誤ったイメージを持ち訪れる観光客が多いです。
これは羊ヶ丘展望台や北海道大学との混同している場合や、正面からではなく、下から上にあおる構図で写真を撮影した場合には周囲のビル群は写らず、またこの構図が構内の撮影台などでも薦められているため、その写真のみを見て誤解されたものと考えられています。
そのため実物を見た観光客からは、日本三大がっかり名所のひとつとされる事があります。
しかし当初より札幌の中心地に建ち(現在よりも約150m北側に有った)、西洋教育や北海道開拓・近代化のシンボルとされた事を考えれば、ビルに囲まれた現在の情景が自然な姿といえます。
また、時計台の向かいのビルの2階が時計台テラスとなっており、その場所からは時計台を前面から撮影できます。
現在では時計台の周辺部でしか鐘の音は聞こえないが、市内の小学校などでは、時刻によって録音された鐘の音を鳴らしています。
また、STVラジオでは、平日の午前6時から8時と、夕方4時の時報はこれに代わって札幌時計台の鐘の音を流しています。
札幌時計台
構造: 木造2階建(バルーンフレーム構造)
高さ: 19.825 m
延面積: 約760 m²
時計は4面あり、時計の表示盤は直径1.6mある。また、毎時、時間に応じた数の鐘の音が鳴ります。
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