全域が阿寒国立公園に属する。謎の生物クッシーの棲む湖として一時期話題となりました。
所在地 北海道(釧路支庁)
面積 79.3 km²
周囲長 57 km
最大水深 117.0 m
平均水深 28.4 m
貯水量 2.25 km³
水面の標高 121 m
成因 カルデラ湖
淡水・汽水 淡水
湖沼型 酸栄養湖
透明度 6.0 m
地理的には、藻琴山、サマッカリヌプリなどを外輪山とする屈斜路カルデラ内にできた、日本最大のカルデラ湖(屈斜路カルデラも長径約26km、短径役20kmの日本最大のカルデラである)。
周囲から小河川が流入し、南端から釧路川として流れ出しています。
この流出部付近に集落があり、アイヌ語で「クッチャロ」(喉・口、湖からの流出部を意味する)と呼ばれていたのが名の由来です。
湖中央部には、日本最大の湖中島である中島(面積5.7km²、周囲12km)が浮かんでいます。
中島はそれ自体二重式火山であり、中央の溶岩円頂丘に最高点(355m)があります。
また、南岸には和琴半島が突出すします。
中島と同様、火山の山頂が湖中島になったものであったが、尾札部川の扇状地から成長した砂州により陸繋島となりました。
島 : 中島
流入河川 : 湯川、尾札部川、オンネナイ川、跡佐川、トイコイ川、オンネシレト川、シケレペンベツ川
流出河川 : 釧路川
温泉
火山地帯であることから、周囲には火山や温泉が多数存在し、湖岸を掘ると湯が湧き出す砂湯は観光名所となっています。
湖畔にある温泉
和琴温泉
三香温泉
コタン温泉
池の湯温泉
砂湯温泉
仁伏温泉
川湯温泉(湖畔からは若干離れている)
などがあります。
交通アクセスは、釧路市・美幌町から国道243号が通じています。
釧網本線摩周駅・川湯温泉駅、根室本線釧路駅、石北本線北見駅ほかからバスあります。
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