温泉の種類について

温泉の種類について

単純温泉
含まれる成分の含有量が少ないため(温泉水1kg中1000mg未満)、刺激が少なく肌にやさしいです。

無色透明で、無味無臭。旧泉質名は単純泉です。

神経痛、筋肉・関節痛、うちみ、くじき、冷え性、疲労回復、健康増進などの一般的適応症に効果があります。


硫黄泉

硫黄が多く含まれる温泉。卵の腐ったような硫化水素の臭いがあり、色は微白濁色です。

換気が悪い場合、中毒を起こすことがあります。

ニキビ、オイリー肌、皮膚病、リュウマチ、喘息、婦人病などの症状に効果あります。

硫黄イオンはインスリンの生成を促す働きがあるので、糖尿病の症状にも有効です。

刺激が強い泉質なので、病中病後で体力が落ちている人や乾燥肌の人には注意が必要です。


塩化物泉

ナトリウムが含まれる温泉です。

旧泉質名は、食塩泉。主な効用としては、外傷、慢性皮膚病、打ち身、ねんざ、リュウマチ、不妊症などがあげられています。

飲用は胃腸病に効くといわれています(飲泉は、医師の指導を受け、飲用の許可がおりている場所で、注意事項を守って行うこと)。

ナトリウムイオンは、脳のホルモンを刺激し、女性ホルモンのエストロゲンを上昇させる働きがあるので、女性の更年期障害にも有効です。


含鉄泉

鉄を含む温泉です。

水中の鉄分が空気に触れる事によって酸化するため、湯の色は茶褐色であります。

殺菌消毒作用がある。炭酸水素塩系のものと硫酸塩系のものがあります。

この泉質の温泉は保湿効果が高いので、体がよく温まる。貧血に効きます。


含銅・鉄泉

銅及び鉄を含む温泉です。

水中の金属分が空気に触れる事によって酸化するため、湯の色は黄色であります。

含鉄泉同様、炭酸水素塩系のものと硫酸塩系のものがあります。

血症、高血圧症などに効きます。


含アルミニウム泉

アルミニウムを主成分とする温泉です。

旧泉質名は、明礬泉、緑礬泉などがあります。

殺菌消毒作用があります。

肌のハリを回復させる効果があり、また慢性皮膚病、水虫、じんましんなどにも効きます。

明礬泉はとくに眼病に効果があるとされます。


酸性泉

水素イオンを多く含む強い酸性の温泉(PH3以上)。

刺激が強く、殺菌効果が高いです。

また、古い肌を剥がし新しい肌に刺激を与えて自然治癒力を高める効果もあります。

水虫や湿疹など、慢性皮膚病に効きます。

肌の弱い人は入浴を控えるか、入浴後に真水で体をしっかり洗い流すなどの配慮が必要です。


炭酸水素塩泉
アルカリ性の湯です。

重曹泉、重炭酸土類泉に分類されます。

重曹泉の温泉への入浴は、肌をなめらかにする美肌効果があり、外傷や皮膚病にも効果あり。飲泉すると慢性胃炎に効くといわれています。

一方、重炭酸土類泉の温泉は炎症を抑える効果があるので、入浴は、外傷、皮膚病、アトピー性皮膚炎、アレルギー疾患などに効きます。

飲泉は、痛風、尿酸結石、糖尿病によいとされています。


二酸化炭素泉

無色透明で炭酸ガスが溶け込んだ温泉であります。

旧泉質名は単純炭酸泉。炭酸ガスが体を刺激し、毛細血管を拡張して血行をよくする効果があります。

入浴による効果は、心臓病や高血圧の改善。飲泉は便秘や食欲不振によいとされています。


放射能泉
微量のラドン・ラジウムが含まれています。

これらの不活性の気体のごく微量の放射能は人体に悪影響を及ぼす可能性は小さく、むしろ、ホルミシス効果で微量の放射線が免疫細胞を活性化させる(癌の発育を妨げることがあるのではないかと言われる)ので、むしろ体に良いのではないかと考えられています。

皮膚病、婦人病を始め様々な病気や外傷に効果があるといわれるが、とくによいとされるのは痛風、血圧降下、循環器障害であります。


硫酸塩泉

硫酸塩が含まれています。

苦味のある味。芒硝泉、石膏泉、正苦味泉に分かれています。

血行をよくする働きがあります。

入浴効果は外傷や痛風、肩こり、腰痛、神経痛などに効きます。

飲泉は便秘やじんましんに効きます。

硫酸塩は、強張った患部(硬くなった肌)を柔らかくして動きやすくする働きを持っているため痛風や神経痛の症状に効果が高いです。


Onsen

2003年頃から、「Onsen」を世界で通用する言葉にする運動があります。

これは、一般的な英語訳である「Hot Spring」では熱水が湧出する場所、「Spa」では療養温泉という意味があり、日本の一般的な温泉のイメージとどちらも離れているからであります。

「Onsen」を世界で通用する言葉にする運動は、草津温泉などが積極的に行っています。


タグ:温泉
posted by アリスト at 12:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉
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