札幌市に次いで道内で2番目の人口をもっています。
戦前は陸軍第七師団が置かれ、軍都として発展しました。
2000年4月1日に中核市に指定されました。
道北圏域の中心都市として、近隣市町に行政・商業・工業など強い影響力を持っています。
近年は、行動展示で人気の旭山動物園や、旭川ラーメンで全国にその名を知られています。
アイヌの人々は、忠別川のことを「波のある川」の意味でチウ・ペツと呼んでいました。
しかしこれをチュッ・ペツ(日の川)と勘違いした結果、「旭川」という地名が生まれたとされています。
面積 747.60km² 総人口 358,174人(2007年2月末)
地理的には、北海道のほぼ中央にある上川盆地に位置しています。
石狩川、忠別川、美瑛川、牛朱別川など大小130の河川が流れ、740あまりの橋が架かっています。
中でも石狩川と牛朱別川の交わるところにある旭橋は、1932年完成した鉄製アーチ橋で「川のまち」旭川の象徴として市民に愛されてきました。
旭橋は北海道遺産に選定されています。
旭川駅周辺では駅の高架化を含む再開発事業が行われており、この旭川駅周辺開発地区をさして北彩都あさひかわ(きたさいとあさひかわ)という愛称がつけられています。
国際会議観光都市(北海道内では他2市が指定札幌市、釧路市)であります。
気候は、内陸特有の気候で年間の気温差が大きいところです。
夏は緯度の割に暑く、冬は北海道の中でも厳しい寒さとなります。
1902年1月25日には日本の気象官署での観測史上最低気温摂氏-41.0度を記録されました。
年間を通して風が弱く、冬に地吹雪が発生することがほとんど無いところです。
降水量も北海道内では少なく、全国平均値や道南・函館市の半分程度であります。
これは、梅雨が無く、台風の影響も全く受けないためであります。
夏は気温が高いものの、湿度が低くカラッとした気候で過ごしやすいです。
重要文化財(国指定)としては旧旭川偕行社
旭川市指定文化財(建造物、旧松浦家住宅、旧忠別太駅逓第一美英舎、旧永山屯田兵屋、旧神居古潭駅舎があります。
登録有形文化財(国登録、上川倉庫事務所、上川倉庫一号・二号・三号・八号・十号・十一号倉庫、旧陸軍第7師団騎兵第7連隊覆馬場、松岡家住宅、光岸寺本堂があります。
名所としては、
旭橋 (北海道遺産。旭川のシンボル)
ロマンティック街道 (プラタナス街道)
プラタナス並木と西洋風の町並みが続く街道。教会や石造の倉庫、有名菓子店が立ち並んでいる。TVCMのロケ地にもなった。
外国樹種見本林
三浦綾子「氷点」の舞台
神楽岡公園
開拓時の自然がそのまま残る。もと上川離宮の予定地。
嵐山公園・嵐山展望台
鷹栖町域に属するが、旭川市の名所として認識されている。
突哨山(とっしょうざん)
日本最大級のカタクリ群生地
旭山公園
旭川市旭山動物園に隣接する桜の名所。花見のシーズンには桜をライトアップ。
平和通買物公園
日本初の恒久歩行者天国。五十嵐広三市長時代に実現。
旭川常盤ロータリー (日本最大)
斉藤牧場 などがあげられます。
観光名所は、やはり旭川市旭山動物園が一番です。
日本で最北の動物園。「行動展示」と呼ばれる展示法で上野動物園を凌ぐ入場者を誇ります。
しかし、旭川は、これだけではありません。
3・6街 (さんろくがい)
北日本有数の規模を誇る大歓楽街。1300店もの飲食店が集まる。
あさひかわラーメン村
就実の丘 (しゅうじつのおか)
旭川空港の東側に広がる丘陵地帯。
旭川21世紀の森(キャンプ場・温泉あり)
カムイスキーリンクス(スキー場)
道北有数規模のスキー場。旭川市は北海道のスキー発祥地。
サンタプレゼントパーク・マロースゲレンデ(遊園地・展望台・スキー場ほか)
観覧車・ジェットコースターなどがある遊園地。
ダイヤモンドダスト・サンピラー・樹氷・川霧
冬季の朝に見ることができる。
嵐山陶芸の里
旭川市科学館 サイパル
男山酒造り資料館(男山株式会社)
高砂酒造 (高砂酒造)
大雪乃蔵(合同酒精、オエノンホールディングス)
酒造り見学のほかレストランも併設
5・7小路ふらりーと
永山新川 冬季に白鳥が多数飛来。
常磐公園
旭川大雪地ビール館 (旭川大雪地ビール館)
などがあげられます。
ご覧のとおり、旭川市、旭川近郊を観光しようとすると1日や2日では見ることが出来ません。
旭川への交通アクセスはいろいろあります。
北海道の中央にありますのでいろいろな方法があります。
空港は、
旭川空港(ターミナルは隣接する東神楽町にあるが、旭川市が管理している)
旭川飛行場(陸上自衛隊 旭川駐屯地内にある)
JRは、
北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館線 : 旭川駅 - 近文駅 - 伊納駅
宗谷線 : 旭川駅 - 旭川四条駅 - 新旭川駅 - 永山駅 - 北永山駅
石北線 : 新旭川駅 - 南永山駅 - 東旭川駅 - 北日ノ出駅 - 桜岡駅
富良野線 : 旭川駅 - 神楽岡駅 - 緑が丘駅 - 西御料駅 - 西瑞穂駅 - 西神楽駅 - 西聖和駅 - 千代ヶ岡駅
旭川電気軌道(廃止、現在はバス事業に転換)
東旭川線 : 旭川四条駅 - 旭川追分駅 - 墓地前駅 - 愛宕駅 - 二丁目駅 - 東旭川駅 - 五丁目駅 - 旭山公園駅
東川線 : 旭川四条駅 - 旭川追分駅 - 千代田駅 - 観音駅 - 共栄駅 - 東川駅
バスに関しては、
市内路線
旭川市内路線は主に旭川電気軌道/あさでんと道北バスで運行されています。
バスの系統番号は両社で統一された付け方がなされておらず、同じ番号でも会社が違えば系統は全く異なります。
近郊路線
近郊路線も市内路線同様旭川電気軌道・道北バスが主体だが、深川・留萌・芦別・富良野方面はそれぞれ空知中央バス・沿岸バス・北海道中央バス・ふらのバスが運行しています。(留萌旭川線は道北バス・沿岸バス共同運行)
長距離路線
旭川を通る長距離バス路線は道北バスが運行しているものが多いです。
その多くは行き先のバス会社との共同運行であります。
ただし、いくつか例外もあります。
特急オホーツク号 - 道北バス単独運行
特急わっかない号・特急天北号 - 宗谷バス単独運行
道路に関しては、
高速道路
道央自動車道 : 旭川鷹栖IC 旭川北IC
一般国道は、国道12号、国道39号、国道40号、国道233号(市内では国道12号と重複)、国道237号、国道333号(市内では国道39号と重複)、国道452号があります。
バイパス は、旭川新道 です。
また、旭川のグルメとしては、
旭川市は物流の拠点であるので、日本海・オホーツク海・太平洋の三つの海から、新鮮な海産物が集まります。
また、野菜の一大産地でもあります。
焼肉 - 畜産が比較的盛んであり多数の畜産メーカーが立地しているため、安価で種類が豊富です。
人口一人あたりの焼肉店数も多いです。
休日などに川原や自宅の庭で焼肉(もしくはジンギスカンを行う風習が旭川市にあります。
味付(後付け)方式のジンギスカン、ホルモン、鹿肉
「塩ホルモン」「豚トロ(ピートロ)」発祥の地でもあります。
旭川ラーメン - 醤油味が主流だが、味噌味・塩味を看板にしてる店も多いです。
江丹別そば - ソバの生産量は全国3位。(1位2位の市町村と隣接)
ジュンドッグ - パンの代わりにご飯を使ったホットドッグのようなもの
三升漬 - 麹と南蛮を混ぜたものを醤油で漬けた物
日本酒(男山・高砂・大雪乃蔵)・焼酎(紫蘇焼酎「鍛高譚」・グランブルー)・カクテル・大雪地ビール などがあります。
是非、一度旭川の探検をしてみてください。
いろいろおいしいものも食べれまし、見るところはたくさんあります。
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