町名の由来はアイヌ語の「シケルペ」(キハダのあるところの意)からきているみたいです。
一時期、野生の鷹の多さから「鷹待(たかまち)」と呼ばれ、鷹が幕府への献上品とされた時期もあったみたいです。
鹿部町は、面積 110.55km² 総人口 4,841人(2006年9月30日)
地理的には、渡島管内中部、渡島半島北東部に位置します。
駒ヶ岳の南東部に位置し、しばしば噴火による降灰を受けています。
沿岸部を国道278号が通っています。
鹿部町は、漁業が盛んで、町内に大小3つの漁港を持っています。
海産物としては、通年でタコ、鰈、ホッケが水揚げされる他、サクラマス、昆布、ナマコなどの漁も盛んで、特に冬場は主産業となっているタラコの原料スケソウダラ漁と、ホタテの水揚げが浜を賑わしています。
また、中心となる鹿部川には、放流した鮭が遡上しています。
温泉も多く、道内でも珍しい間歇泉を利用した間歇泉公園には足湯の施設もあり、町内の旅館のほとんどが温泉旅館であります。
さらに、秀麗駒ケ岳を望む「鹿部ロイヤルホテル」と「国際カントリークラブ」の両ゴルフコースは、大変人気もあり、道南圏一円より利用がたくさんきています。
交通アクセスは、
JR
函館本線 : 鹿部駅
道路は、一般国道、国道278号 があります。
観光名所としては、
鹿部温泉
しかべ間歇泉公園
鹿部湧水園(現在・閉鎖中)
三味線滝
鳥羽一郎歌碑「北斗船」
鹿部飛行場 などが有名です。
また、お祭りとしては、しかべ海と温泉のまつり&花火大会があります。
大沼公園とは、意外と近く、ドライブのついで大沼公園へ行くことも出来ますし、大沼で遊んで、鹿部で宿泊もいいかもしれませんね。
温泉も鹿部はたくさんあります。
なかでも、鹿部間欠泉は、見てほしいところですね。
北海道茅部郡鹿部町字鹿部18-1
Tel:01372-7-2111(鹿部温泉観光協会)
吹き上がる温泉・間欠泉が見られる
珍しい自然現象が見られる鹿部間欠泉。
間欠泉とは熱湯や水蒸気を周期的に、断続して噴出する温泉のことです。
日本でも数少ない珍しいものです。
この間欠泉は5〜6分間隔で103℃の熱湯を
15m以上の高さにまで吹き上げるもので、迫力満点です。
大正13年(1924年)の4月、温泉の試掘中に偶然発見されました。
冬期に見学する場合は、鹿部温泉観光協会にお問い合せ下さい。
*年中無休
(交 通)
JR鹿部駅から函館バス鹿部出張所行きで18分、
終点下車、徒歩10分。