札幌市から南へ車で1時間半程の距離に位置し、室蘭市とともに北海道を代表する工業都市・港湾都市。
郊外には豊かな自然も残っており、バードサンクチュアリやラムサール条約登録湿地に指定されたウトナイ湖をはじめとする湿地帯が東側にあるほか、ホッキ貝は全国の漁獲高の一割を占め、「市の貝」にも制定されています。
苫小牧(とまこまい)の由来は、アイヌ語のトマコマナイ ( to mak oma nay ) 「沼の奥にある川」の意味であります。
面積 561.43km²※境界未定部分あり 総人口 173,322人(2007年3月)。
苫小牧市内にある駒大苫小牧高校(駒大苫小牧)は、全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の第86回大会(2004年)・第87回大会(2005年)では2大会で連続優勝しました。
また、第88回大会(2006年)では準優勝しました。
東北以北の高校で唯一、甲子園の大会で優勝の経験を持つ高校がある苫小牧市です。
北海道内の冬季の体育授業には主にスキーが取り入れられている所が多いですが、苫小牧ではスケートが盛んであり、学校のグラウンドや近隣の公園ではスケートリンクが作られています。
釧路市及び帯広市と並ぶスピードスケートの北海道三大拠点でもあります。
また、釧路市と共にアイスホッケーが盛んな街で、社会人から幼稚園児まで多数のアイスホッケーチームが存在します。
アジアリーグの参加チーム、王子製紙の本拠地でもあります。
交通アクセスとしては、
空港は、
新千歳空港
2本の並行滑走路のおよそ南半分と千歳飛行場の東側滑走路南端は、苫小牧市内に位置します。
苫小牧駅からはJR千歳線で約25分(注1)、バスで約45分。
(注1)南千歳駅乗り換え。乗り換えの待ち時間は含まない。
JRは、
室蘭本線: 錦岡駅 - 糸井駅 - 青葉駅 - 苫小牧駅 - 沼ノ端駅
千歳線: 沼ノ端駅 - 植苗駅
日高本線: 苫小牧駅 - 勇払駅 などがあります。
また、苫小牧港開発(株)鉄道部(1968年〜2001年)
臨海鉄道: 港南駅 - 石油埠頭駅
王子製紙(株)軽便鉄道(1908年〜1951年)
苫小牧-烏柵舞(うさくまい)間本線(山線)
苫小牧工場-苫小牧海岸間採砂線(海岸線)
連絡線、坊主山線 がありました。
バスは、
苫小牧市営バス(苫小牧市交通部): おもに市内路線
道南バス: 札幌、新千歳空港、登別、平取〜浦河など
北海道中央バス: 札幌
あつまバス: 早来〜厚真など があります。
道路的には、
道央自動車道、苫小牧東IC、苫小牧西IC、日高自動車道、苫小牧東IC、沼ノ端西IC、沼ノ端東IC、苫東中央IC があります。
一般国道は、国道36号(室蘭街道)、国道234号(早来国道)、国道235号(浦河国道)、国道276号(樽前国道)があります。
観光スポットとしては、白鳥アリーナウトナイ湖、錦大沼公園、樽前ガロー、苫小牧市博物館、苫小牧市科学センター(ミールの予備機が展示されている)、白鳥アリーナ、静川遺跡 、アルテンオートキャンプ場、勇武津資料館、ノーザンホースパーク、支笏洞爺国立公園、仏宝寺 、しらかば温泉、樽前温泉、なごみの湯温泉.
祭としては、とまこまい港まつり 市民踊り2月 とまこまいスケートまつり しばれ焼き(とまこまいスケートまつりの名物ジンギスカン鍋)
5月 緑ヶ丘公園まつり
6月下旬〜7月中旬ハスカップウィーク
7月 樽前山神社例大祭(神社祭り)
8月 とまこまい港まつり
9月 上旬紙フェスティバル・中旬山線まつり・たるまえサンフェスティバル
11月 ホッキフェスタ などがあります。
また、名産品としては、ホッキ貝、ハスカップ、よいとまけ(銘菓)、美苫(清酒)などは苫小牧のおみあげとしても有名です。
苫小牧の観光名所でも、売っています。
また、市場へ行くとホッキがたくさん売っています。
値段も手ごろですので好きな人には、たまらないと思います。
昔は、札幌から苫小牧へ行くとなるとかなり時間はかかりましたが、今は構想道路もありますので、1時間前後で着くことができるようになりました。